推薦のことば
校長先生が言う「今の時代に欠けているもの」がこの映画には詰まっている。
子どもたち、地域、そして私たちの社会には、実はより良くしていくために必要なものがすべてそろっている。
必要なことは、それを開花させること、開花する条件を整えること、開花を妨げないことだ。
どうすればいいか。その答えが、この映画の中にある。
湯浅誠
社会活動家/法政大学教授
「インクルーシブ教育」って「みんなの学校」のことだったんだ!
簡単そうで、すごく難しいとされているインクルーシブ教育。大空小学校にはありふれた日常に、いろんな困難はありつつも当たり前のものとしてその実践がある。
「誰でもいててええねん」という場所が学校だということを、画面の向こうから教えてくれている。
谷口真由美(大阪国際大学准教授/全日本おばちゃん党代表代行)
愛情あふれる教師たちと、障害を抱えながら試行錯誤している子ども、
その周囲の子どもたちの変化を、じっくり追った映像に衝撃を受けた。
いま、私たちが見失っているものを気づかせてくれる。日々育つ子どもたちの表情がまぶしい。
保坂展人
世田谷区長
子供たちひとりひとりが能力に応じて大切にされていること、
手がかかる子もかからない子もいるけど平等に愛されてること、
そういう学校が地域の中で理解されて存在していること、
それらのことにとっても感動しました。
細川貂々
漫画家・イラストレーター
驚いた!ここには、ありのままの公立小学校の魅力が、大胆に惜し気もなく躍動している。人間が発達可能体であることを、限界なしに教えてくれる。
それにしてもスゴイ記録映画が完成したものである。
学校と教育の未来に、希望が湧く映画である。
尾木直樹 尾木ママ
教育評論家・法政大学教授